僕は、テレビのニュース番組でやってる経済の情報や株価の上下などはよくわからないです(^^)
そんな僕がセミリタイア(早期退職)できた理由は何かというのを考えてみました。
会社を船に例えた場合の船長と漕ぎ手
僕は、たいていの人と同じように学校を卒業して、ある会社に就職してサラリーマンになりました。
船で例えると、どこに向かうか、どんなスピードで進むかなどを決めるのが社長や上司という「船長」クラス。
オールを漕いでたのが「漕ぎ手」である僕のような人。
セミリタイアやFIREの情報本などに出会ったりして、会社という船のオールを漕いでることに疑問を持ったときに、僕の場合はどうしたら良いのだろう?と思いました。
疑問を持った理由は単純で、勤めてたブラック企業は、定年まで勤めて円満退社できる人がいなかったから。
上司の面々は社長のお気に入りで不動だし、漕ぎ手がいくら有能でも何年勤めても万年漕ぎ手&ほぼ給料据え置き。
給料を上げてほしいとか言おうものなら社長や上司からロックオンされ、自主退職を余儀なくされる感じでした。
また、やってた仕事内容が勘と経験を頼りにするような頭をほとんど使わない体力仕事で、資格も持ってませんので、もし再就職したとしても勤めてた会社と大差ないブラック企業しかないと絶望・・・。
要するに、僕はオールの漕ぎ手しかできないわけで、それに気づいた頃には年齢的に再就職が無理とか難しいとか言われてる年齢だったので、再就職をしなくて良い方法を考えたというわけです(^^)
セミリタイア(早期退職)の方法
上記のように「船長と漕ぎ手」の例で続けます(^^)
漕ぎ手から脱出する方法は、単純に考えると船長クラス(社長や上司)を目指すこと。
または、オールから手を離して船を降りる(会社を辞める)こと。
でも、それが簡単にできないことが多いので、皆と同じようにオールを漕いでる状態で何ができるか?です。
ある人は、稼いだお金を必要以上に使わず貯めに貯めます。
ある人は、稼いだお金で株投資を始めたりします。
またある人は、副業として始めた何かに才能があって儲け始めたとします。
言い出せばキリがないですが、僕的には「稼いだお金」が多かろうが少なかろうが、それを浪費しないことがセミリタイア(早期退職)を実現できるか否かのカギになると思うわけです。
株投資が流行ってるように思う現在において、僕は株が全然わからないし、サラリーマン時代から元本保証は絶対という考え方から抜けれません。
なので、基本的にはサラリーマン時代に稼いだお金の減りをできるだけスローにすることがセミリタイア後の生き抜く方法です。
その昔、節約してお金を貯めて大きな家を建てたという人をテレビで見たのが僕のセミリタイアのベースにある気がします。
僕は節約をすることで、小さな家を手に入れることとセミリタイアをすることを選んだのでした。
いつ辞めるか?
セミリタイア(早期退職)したいと思ってる人がいつ会社を辞めるかは人それぞれです。
僕の場合、「これだけは貯めておきたい」と思った金額は、アルバイトなどをせずに約5年間無職で暮らせるくらいでした。
その金額が貯まった後、僕が勤めてたブラック企業で仕事上の何らかの限界がきたときに辞めると決めてました。
その「何らか」というのは、社長や上司からの僕に対する人格否定の言動だったり、同僚との不仲や後輩からの老害発言だったりでした。
ストレスの塵が積もり積もって山となった頃には、塵のような小銭の節約も小さな山になってた感じ。
当初予定してた無職で5年暮らせるくらいのお金は、知りえる限りの免除などを活用して節約も続けてるので、辞める前に予想したほど減ってません。
僕は勤めてた会社がひどいところだったのでセミリタイアをしましたが、仕事や会社が楽しくて仕方ない人は世の中にたくさんいると思います。
給料が低かろうが高かろうが定年まで楽しく勤めれたらそんな幸せなことはないと思います(^^)