電池の液漏れ跡があったのに電池を入れて使ったら大変なことになった

電池を使う製品で電池が液漏れしてしまった場合の対処法を僕はいまいち知りませんでした。

 

簡単な対処法は、液漏れした電池が入ってた製品に液漏れの汚れがある場合、水で湿らせた布かティッシュなどで拭いてキレイにしてから乾拭きだそうです。

 

電池の液漏れがひどく製品の内部に液が侵入してる場合やバネなどの部品を交換したほうが良いような場合は、深追いせずにあきらめることも肝心とのこと・・・。

 

アルカリ電池から漏れ出た液は、人体に対して有毒な水酸化カリウムで、マンガン電池の液は、目に入ったりすると危険な塩化亜鉛水溶液とのことです。

 

そういうわけで、「電池が液漏れ」イコール「危険」なので、アルカリ乾電池、マンガン乾電池を問わず、漏れた液やその液が固まったものは体のどこにも付着しないようにしないとダメなようです。

 

僕は液名を聞いても危険度がピンときませんし電池の液漏れなんて子供の頃から素手で接してましたが、とても身近な物なのに危険みたいです。

 

さて、今回、100円ショップでかなり前に買った電動毛玉取りを久しぶりに使おうとしたら動かず、中に入れてたアルカリ電池が液漏れしてました。

 

これまでに経験した電池の液漏れに比べると大したことがなく、ベタつきもなかったので、そのまま電池を入れ換えました。

 

電池を入れ換えたら普通に使えました。

 

そして、その電動毛玉取りを傍(かたわ)らに置いて他の作業をしていたら、何と、「オフ」の状態で数秒間動きます。

 

止まってまた数秒間動くというポルターガイスト現象?が数回ありました。

 

物が小さいだけに怖くもなんともなかったのですが、電池を抜くためにカバーを外し2本の電池のうちの1本を触るとありえない熱さです。

 

電池のプラス側のフタ?が浮いてるという見たことがない状態でした。

 

その電池がこれです⇩

 

電池の画像

 

電動毛玉取りに入れてた2本中の1本は無事でしたが、もう1本がこのような状態になり終了。

 

長年愛用していた充電式電池のエネループです。

 

高温になったとはいえ、数秒は触ってれる熱さだったので、電動毛玉取りから外して、燃えても延焼しない場所でしばらく放置しました。

 

小1時間くらい熱を持ってたと思います。

 

このエネループの寿命なのか、使い捨て電池の液漏れの残りが原因なのかは断定できません。

 

しかし、寿命が来た充電式電池の最後が触れないくらい発熱するというのは聞いたことがないので、やはり使い捨てのアルカリ電池の液漏れしか思い当たりません。

 

100円ショップで買った100円の製品を相手に、貴重な充電式電池(上の画像)がダメになってしまいました(ToT)

 

エネループのことを改めて調べると、発売が2005年だそうです。

 

新しい物好きだった当時の僕が買った上の画像のエネループは、ウィキペディアで品番を調べるとHR-3UTGで《第1世代》と呼ばれているものでした。

 

発売の2005年から数年内に購入したとしても、15年前後使ってたことになります。

 

常日頃から充電を繰り返すことのない体重計とかに主に使ってたのですが、僕のエネループは液漏れせずにここまで使えたことに感謝しかありません。

 

※調べたところ、充電池も過放電やショートで液漏れやガスの発生があるそうです。

 

ちなみに電動毛玉取りで液漏れしてた電池は、何かを購入したときに付いてきたものだった気がします。

 

これを機に使い捨ての電池は液漏れするという前提で、使用後は機器から外すことにするか、使わないことに決めました。

 

液漏れした電池の液が付着した製品を使う場合は、漏れ出た液の徹底掃除するか製品の使用をあきらめることをおすすめします。

 

【追記:電池の液漏れの対処法などの引用】

アルカリ乾電池、②マンガン乾電池

 アルカリ乾電池の電解液は水酸化カリウムを主成分とする強アルカリ性の水溶液です。

液もれした液が目に入ったり肌についた場合、そのまま放置しますと失明や化学火傷になる危険性があります。

目に入った場合は、擦らず直ぐに大量のきれいな水で洗い流してください。そしてできるだけ早く医師の診断を受けてください。

また、手や皮膚についた場合も大量の水で洗い流してください。そのまま放置しますと化学火傷になる危険性があります。

② マンガン乾電池の電解液は塩化亜鉛を主成分とする弱酸性の水溶液です。液もれした液が目に入ったり肌についた場合、目に入った場合は、擦らず直ぐ大量のきれいな水で洗い流した後、医師の診断を受けてください。

引用元:アルカリ乾電池からの液漏れ! どうしたらいい? - 乾電池 - Panasonic

 

充電池の場合

充電池から出た液体(電解液)は強アルカリ性の液体です。そのものには毒物はありません

液もれした液が目に入ったり、肌についたりした場合は失明や化学やけどにいたる危険性があります。

液もれした液には直接触れないようご注意ください。万が一、身体に液が付着した場合は大量の水で洗い流してください。

また、目に入った場合はこすらずに流水で洗い流し、すぐに医師の診断を受けてください。

引用元:ニッケル水素電池の液漏れは何故起こるのか? PZ23004 - ニッケル水素電池&充電器 - Panasonic