早期退職と電子書籍出版

このブログを書きながら、たまに出版向けの文章も書いてます。

「出版向け」なんて書くと言葉が大げさで恥ずかしい限りですが、自分では真面目に書いてたりして、実店舗である書店に並ぶことの無いネット上の電子書籍として本当に出版しています。

実店舗に並んだとしたら本音では嬉しい限りですが、実は、この実店舗に並ばないというところが僕的にはとても助かってるのです。

その理由はひとつ。

文章が達者な人のように長いのが書けないから(ToT)

短~い短編小説をこれまでにいくつか必死で書き上げてわかったことは、長編小説しかり、漫画でも『鬼滅の刃』などの長期にわたる物語を書ける(描ける)人は天才以外の何者でもないということ。

僕が書いた本がもし実店舗に並んだとしたら、風が吹けば飛ぶようなパンフレットか冊子並みのページ数しかないです。

ある程度の厚みがある他の本と比べられると見劣りしかないのではないか?と思います。

さて、ページ数はそんな冊子的ではあるものの、これまでに西丘 武師(にしおか たけし)というペンネームで6冊くらい出版しました。

そして、西丘 武師のペンネームとは別のペンネームで短編小説を5冊くらい。

*「くらい」と書いたのは、作品を追加すれど振り返って数えてないからです。

短編小説は、完璧に趣味のマイワールドなものなので、ペンネームもタイトルもこのブログで書いたことはありません。

ちなみに、電子書籍出版を出すに至った経緯はこのブログで以前に書いた気がするのですが、誰か1人くらいは知りたい人がいるかもしれないので、簡単に書きます。

会社を早期退職する前から、物語をひとつも完成させたことがないのに小説家になりたいとだけ思ってました。

早期退職して暇になり、文章を書き上げる前に出版する術(すべ)を模索中に《石田塾》というインターネット上で稼ぐ方法を教えるネット塾と出会い入塾。

そこでサイトの作り方やキンドル出版(Amazonの電子書籍出版)のやり方を教えてもらい現在に至ります。

*僕が在籍した当時の《石田塾》は半年毎の運営でしたが、現在は月額制のサブスク形式だそうです。
ちなみに僕は《石田塾》の13期生でした。

この電子書籍出版ですが、サイト運営と同じで、塾で教えてもらったことを真面目にやり抜く根気みたいなのと、世の中のニーズに当たる(バズる)みたいな宝くじ的な要素?があり、儲かるかどうかは正直わかりません。

塾で教えてもらったことを真面目にやって儲かってる人がいるみたいですが、教えてもらっておきながら僕みたいにマイウェイな堅物だと儲けそっちのけです。

そんなわけで、銀行でたまにする通帳記入で、月に1回ポテチを買えるくらいな印税を見てうなだれてる僕ですが、意外なメールがキンドル出版(Amazonの電子書籍出版)から届きました。

いつもは「This royalty payment notification is for Kindle Direct Publishing (KDP) sales recorded in the JP Kindle Store. 」というメール。

*メールは、この文の後に振り込み予定日や個人情報的なものが続きます。

このメールをスクロールすると「本メールは、日本の Kindle ストアにおけるKindle ダイレクト・パブリッシング (KDP)での売り上げのお支払いに関するご案内です。」と日本語訳があります。


で、意外なメールというのはこちらです。

「This royalty payment notification is for Kindle Direct Publishing (KDP) sales recorded in the UK Kindle Store.」

上記と似たような英文でしたが、下に日本語訳が無いので何が違うのかとじっくり見てみたら『in the UK Kindle Store』・・・。

何と、イギリスで僕の本が購入されたようです。

振り込みは月末なので金額をまだ見てないですが、誰か1人が買ってくれたとしたら、金額はポテチがひとつ買えるくらいだと思います。

でも、めちゃくちゃ夢がありますね。

月末にそのお金をおろして、ポテチを買って夢を噛みしめたいと思います。

しがない早期退職者が、目指せJ・K・ローリング!みたいな(^^)

夢は大きいほうが良いですね。