早期退職して数年経ちますが、プチ贅沢をしたい気分になるときが年に数回あります。
まぁ、これは物欲の病(やまい)がまだ完治してないみたいな感じ。
買ったら買ったで、物が増えるとその管理に疲れるので、今は「節約したい」以上に「面倒な管理をしたくない」が勝ってます。
でも、まだたまにお金を使って物を買うことがしたくなります。
もちろん、日々の生活で必要なもの以外という意味です。
これは世の中の進行形の物が欲しいというよりは、過去に買って良かった物をもう一度所有したいという記憶の美化も影響してる欲求だと思います。
話がズレますが、僕の場合、人より少し良い物(高価な物)を持ってると思うと、すぐに天狗になってしまうみたいなので、本当を言うと、たとえ持てたとしても持ちたくない。
高級車に乗ってて謙虚に道を譲ったりとか、礼節を知る人ってどれだけいるのでしょう?
あんまりいないですよね。
僕は、道を譲れなくなり礼節を忘れてしまうたちです。
なので、もしお金があってもお高い車には乗りたくないです。
さて、僕が若かりし頃、バイクが好きで数台持ってたことがありました。
その時はアパート住まいでしたが、他の住人と共同で使う狭い駐輪場に大型バイク1台とオフロードバイク1台。
そして、実家にミッションの原付1台。
それと、アパートの駐車場に車1台。
もう、頭の中は全てバイクや車のことでした。
複数台持ってる人って、たいてい1台は動かなかったりすると思いますが、僕はそれが嫌で、全車を常に乗れるように保険やオイル交換などを欠かさなかったです。
さらにプチカスタムまでしようとするので、案の定、貯金ゼロ。
いや、大型バイクは確かローンで買ってたので、貯金はマイナスと言っても言い過ぎではない。
ブレーキは《ブレンボ》とか、サスペンションは《オーリンズ》とか言ってました。
素人の自己満足の極みでした。
《オーリンズ》は、外見からわからないフロントサスペンションのバネも変えてました。
外見でわからないものは、買い取り価格にも影響しないのでバカの極みでした。
あのとき、あの1台を買わなければ今現在1台あるのかなぁ?と思ったりしますが、あの若かりしときの金使いは自分史上最悪だったので、違うものにパーっと使ってたでしょう。
話が右往左往で恐縮ですが、体力的な意味で乗れるうちにもう一度乗りたいバイクがあります。
それは単板クラッチでシャフトドライブのBMWのバイクです。
*車のBMWは、上記した天狗に変身してしまうので絶対に買いません。
試乗&所有を含めてバカみたいにたくさんの種類のバイクに乗りましたが、単板クラッチは別格でした。
多板クラッチのバイクはどれに乗ってもしばらくして飽きましたが、単板は飽きなかったのです。
単板クラッチ、そしていつも清潔なシャフトドライブ・・・。
最高です(^^)
ちなみに、価格は高くても静かなBMWのバイクは天狗にならない(なれない?)ので、そこが良くてもう一度乗りたいバイクです。
でも、また税金や車検や保険や置場所やメンテナンスやタイヤ選びやオイル選びや部品注文や洗車やワックスや傷がついたやなんやかんや・・・なので、乗りたいのがどうしても我慢できなくなったら試乗車乗ってきます(^^)
秋はやっぱりバイクに乗りたくなる季節なんでしょうね。
バイクにお乗りの人は、お静かなマフラーでのご乗車をよろしくお願いします(^^)