高齢者は何歳まで自転車に乗れるのか?老人の自転車は危ない

先日、子供と一緒にサイクリング&買い物へ(^^)

 

 

我が子は自転車歴10年未満で、すっかり乗り慣れた様子・・・。

 

 

僕の前をゆっくりマイペースで走行してました。

 

 

「上手くなったもんだ」と子供の運転技術にひたすら感心しながら、僕はその後ろを付かず離れず走行(^^)

 

 

さて、子供と僕は車が通らない路地裏の道に入りました。

 

 

すると、自転車に乗ったおじいさんが200~300m前方から向かってきました。

 

 

スピードはとてもゆっくりでした。

 

 

自転車のハンドルの右側にバックミラーを付けてたので、走り慣れた安全運転の老人という先入観を僕は持って、余裕ですれ違うつもりでした。

 

 

ちなみに、道幅は3m弱くらい・・・。

 

 

自転車と自転車がすれ違うには十分な幅で、路面状況は特筆するような段差も何も特にない走りやすいアスファルト道です。

 

 

じいさんは、遠くに見えてたときは道路の中央を走行していて、100mくらい離れたあたりから(僕と子供の方から見て)道路の右寄りを走り始めました。

 

 

僕の表現がわかりづらくて申し訳ないですが、道路交通法通り、車道の左側通行をし始めたということです。

 

 

子供は、安全にすれ違うためにしたじいさんの意思表示(左側通行)を理解し、ほぼ同じ100mくらい手前から道路の左側へ寄りぎみで走り始めました。

 

 

左側に寄り始めたと同時に、それまでのゆっくり運転からさらにスピードを落としたので、僕も子供にならい、その後ろを走行。

 

 

すると、じいさんは、何を思ったのか、10mより近くなったあたりから道路の真ん中を走り始めたのです。

 

 

僕が「?」と思ったのと同時に子供もその違和感を察知したようで、道路の左側に位置したまま、すーっと停車。

 

 

僕もほぼ同時に、子供の後ろで停車。

 

 

じいさんは、その後、ゆっくりなペースで走りながらどんどん寄ってきて、僕の前に停車してる子供とのすれ違いは50cm以上離れてましたが、僕の横を過ぎるときは、僕の二の腕にじいさんの自転車のミラーが当たるギリギリのところ・・・。

 

 

ミラーと僕の二の腕は10cmも離れてなかったので、走り去るじいさんを目で追いながら「危ないじゃないか!」と僕は思わず大声で言いました。

 

 

すると、「危なくない・・・」という声が返ってきたのです。

 

 

子供も僕も聞き取れたので、じいさんはまあまあ大きな声で返してきたと思うのです。

 

 

僕は、てっきり無視されるものか、「ごめんね」くらいの謝る系の言葉が返ってくるもんだと思ってたので、子供と顔を見合わせて2人でため息をつきました。

 

 

今思うと、当たり屋かと思わずにおれない接近でした。

 

 

危なくないと言い切り、振り返りもせず走り去ったじいさんは、今頃どこかで事故を起こしてるか、誰かにぶつかって警察にお世話になってるかも。

 

老人は何歳まで自転車に乗れるのか?自転車の事故を防ぐには

 

子供も僕もその一件以来は、自転車老人=信用無し、自転車老人=自分が悪くても謝れない人、という目で見るようになりました。

 

 

テレビを観てると、自転車に乗れる老人は「若い」とか「元気」とか、挙げ句の果ては「見習いたいなぁ」とか。

 

 

ほめちぎり芸能人が老人の自転車運転を肯定してる感が否めないですが、もしも身近で自分にとって大切に思う老人が自転車に常時乗ってるという場合は、たまには伴走した方が良いと思います。

 

 

何歳まで乗れるか?と老人が自分で判断するのではなく、身近にいる人の判断が必要というわけです。

 

 

車の運転免許を返納したから自転車に乗るなんていうのも、車の運転が怪しいから返納したのであって、自転車は大丈夫とは、僕はとうてい思えないです。

 

 

ヘルメットを被って車との事故や自損事故に対応できても、歩行者とかに突っ込んだら意味無いですし。

 

 

先述したじいさんのように「ごめん」が言えないような人は、ひき逃げするか、上手い具合に言って自分は悪くないと言い切るのだろうけど・・・。

 

 

自転車に乗る人や歩行者は、自転車に乗る老人の運転技術を絶対に信用してはいけない。

 

 

僕はそう思います。

 

 

凶器と化した老人自転車に対しては、自分の身は自分で守るしかないですね。

 

 

警察を呼ぶようなことになればどれだけ自分(こちら)の時間がムダになるかなんて、時間が有り余る老人は考えてないですし。

 

自転車は骨密度低下や膝(ひざ)故障の原因になるのでは?

 

50過ぎの僕のことですが、以前、坂道をママチャリで一生懸命漕いでのぼって膝を痛めたことがありました。

 

 

帰宅後、使いすぎた太ももの筋肉の疲れだけだと思ってたら、右膝にチクっとする痛みが出ました。

 

 

膝のここが痛いというピンポイントな場所が全然わからないのに、歩くたびにチクっと痛いのです。

 

 

しばらくしたら良くなると思ってましたが一向に良くならず、チクっという痛み以上に悪化もせず・・・。

 

 

僕の場合、あくまでも僕の場合ですが、歩いたら治りました。

 

 

もちろん、歩いたその日にすぐ快方へ、ではなく、週に何度か散歩に出てたら、気がついたら痛みが無くなってた感じ。

 

 

ただの日薬的な時間の問題だったかも?ですが、僕は散歩で治ったと思ってます。

 

 

そんなことがあって、当時、ふと、身近で膝が悪い人のことを考えてみたことがあるのですが、その人はどこへ行くにも自転車を使う高齢者でした。

 

 

僕は、その人が膝のことで医者に行くようになる前の普通に歩いて生活してるときから知ってますが、ちょっとそこまでという距離のときも自転車を使ってました。

 

 

歩くのが面倒だとか汗かくのがイヤだとか言ってた記憶があります。

 

 

で、膝を痛めて医者へ行くようになったらしいと聞いてから、骨密度が低いと医者に言われてカルシウムか何かの薬みたいなのを処方されてるらしいというのも耳に入ってきました。

 

 

僕はテレビやネットでしか知らないですが、歩くとかジャンプとかで骨密度が増すと言ってた気がします。

 

 

膝関節は、歩いたり走ったりなどで適度に使わないと衰えるかも?

 

 

自転車を乗ってるだけだと、骨にも膝にも重力や体重がかからないはずです。

 

 

自転車で外出するのは、家に閉じこもってるよりは筋力を使うのでしょうが、自転車=歩かない、自転車=膝にだけ負担、自転車=体重や重力を感じず骨密度低下という、僕的に悪循環の全てがつながったかな?という気がしました。

 

 

僕は医者じゃないので「たぶん」でしか話せないですが、僕が知ってる高齢者の現在は、自転車も漕げない膝になりました。

 

 

車もそうですが、移動距離の割に体を全然使わず、景色が流れるだけで運動してると脳が勘違い・・・。

 

 

そんな脳がやりきった感や爽快感だけを味わって、体は反比例して滅びていくような感じかな。

 

 

あくまでも素人の持論です(^^)