キッチン(台所)の異臭で1年悩んだこと

今回は自宅のキッチン(台所)の異臭についての話です。

キッチン(台所)の異臭

鼻をつまむ人の画像

いつから臭い始めたのかはっきりわからない。

何の臭いかわからない異臭がたまにする。

健康被害がありそうな気がする臭いが家の中のどこかでしている。

でも、それがどこからなのか場所がわからない・・・。

見出しが「キッチン(台所)の異臭」なのでネタバレしてるのですが。

我が家で臭い始めた異臭を一言で「キッチン(台所)の異臭」と片付けてますが、いわゆる下水の臭いというのが正しいです。

始まりは、「何か臭う」でした。

その「何か臭う」は、たまにでしたが、家の中のどこにいても「何か臭う」なのです。

次に「下水の臭いみたい」という具合で何となく臭いの原因がわかった気がして、キッチン(台所)のシンクなどの徹底掃除をしました。

でも、それでなおらないので洗濯機やその排水マスの掃除。

それでもなおらないので、再びキッチンのシンクなどの徹底掃除をして、水を使う場所は全てという考えで洗面所もトイレも徹底掃除。

それでもなおらないので風呂場の徹底掃除など。

我が家の場合は、台所の周りで臭ってる気がしつつ、場所の特定まで約1年かかりました。

今回これを書こうと思ったのは、ネット検索でもYouTubeでも、我が家の臭いの原因特定に至らなかったからです。

「キッチン 臭い」「キッチン 臭い 原因不明」「キッチン 下水の臭い」「キッチン 排水溝 臭い」などなど。

ネット検索やYouTubeでヒットするのは原因の場所の特定になるものではなく、たいていがその場所の掃除のやり方なので路頭に迷いました。

掃除はちゃんとしたし・・・という感じでした。

キッチン(台所)の原因不明だった異臭の場所の特定

我が家の場合、キッチン(台所)の下を見るには、容易に見れないようにしている板のネジを外し、その板を外すという作業があました。

1度目は、正面から「見た」だけで「異常なし」として閉じてしまいました。

閉じてしまった理由ですが、原因の場所を突き止めたときに限って臭いがしないという不思議な現象が起こるものです。

原因の場所を見るために、見れないようにしている板を外した瞬間に「くさっ!!」ならわかりやすかったのですが。

1度目は鼻を近づけてもわからなかったです。

途方に暮れてキッチン(台所)しかないという思いで再び板を外す2度目の作業。

2度目は、じっくり見てキッチン(台所)下の排水ホースが向かう先の塩ビ管のすき間を埋めるフタ状のパッキンに目がいきました。

すると、そのフタ状のパッキンを正面ではなく横から見てズレていることに気づき、そしてパッキンを触ってみると塩ビ管にしっかりはまっていず、塩ビ管の上に置いてある状態だということに気づいたのでした。

我が家の対策として、フタ状のパッキンをしっかりと塩ビ管にはめて台所用品の粘着付きのアルミテープを巻きました。
アルミなので強い力には弱いかもしれませんが、とりあえずのパッキンのズレ防止
にはなると思いました。
ガムテープも考えましたが、経年劣化で段ボールからはがれているようなのを見たことがあるので、他にいい物はないかとネットで探したところ、キッチン用のアルミテープが検索でヒットしたので購入しました。

今回のキッチン(台所)の異臭は、重曹もハイターも使わず解決

キッチンの下は、フタ状のパッキンをちゃんとはめてから全く臭わなくなりました。

部屋の空気が爽やかになった感じです。

ところで、キッチンや洗面所のすぐ下には「トラップ」というS字配管が備えてあります。

臭いや害虫が上がってくるのを防ぐためですが、今回の件はその「S字配管」より下のことなので臭いがダイレクトでした。

臭いだけで良かったということで、1年悩んだミッションが終了しました。

ちなみに、下水には風が吹いているような感じで、その風が強いときに塩ビ管のパッキンのすき間から下水の異臭がしていたようです。

なので、常に異臭がするわけではなかったので発見が遅れた感じです。

※今回のように単純なパッキンのズレは、全ての家に当てはまらないと思いますのでご了承下さい。