早期退職する前と後。僕の場合

ブラック企業、ブラック企業ってこのブログによく書いてますが、早期退職する前と後のこと。

会社を辞める時って、会社の誰かに言わなければなりません。

人事だったり、上司だったり。

この場合、上司が最悪だと・・・最悪です。

もう、「最悪」としか言えない。

会社を辞める日まで上司などに散々ひどい目にあわされました。

でも、ブラック企業は基本的に人手不足なので、仕事を知らない新人が辞めるのはあまり止めなくても、仕事を知ってる人は引きとめます。

辞めると口頭で言うと、涙ながらに足元にしがみつく感じで引きとめて、辞めないとわかると人が変わったかのように従来通りに蹴りを入れてくる感じ。

それがDVの手口に似てると僕が思ったのは会社を辞めてからの話です。

DVのように暴力は無いですが、優しい→恐怖→優しい→恐怖を繰り返すところが似てました。

上司たちがDVというのをわかってやってるのか知るよしもありませんが、辞めると言うと優しくなりました。

でも、すぐにいつも通り我慢できなくなるのか、暴言や物を蹴って大きな音を出すなどしてストレス解消をはかります。

辞めないように優しく→ストレスがたまって暴言や音→辞めないように優しく→ストレスがたまって暴言や音・・・というのを一日に何度もやられると、僕は頭がおかしくなりそうになりました。

もう、大波小浪な人たちにどう接して良いかわからなくなるんですね。

さて、辞めると決まった1ヶ月前くらいから社長も急に優しく接してきたり、狂った同僚が伝えたホラ話を聞いてブチ切れてみたり。

最後には「お前の後ろに守護霊みたいな霊がいるんだけど、辞めた後のお前のことを心配して辞めないように言ってくれ、とオレに言ってんだけど・・・」とか上司は真顔で言ってきました。

文字で書くとバカな文章ですが、辞める1ヶ月くらい前の就業中の隙間時間に、辞めないように優しく→ストレスで暴言や音→霊の話→辞めないように優しく→ストレスで暴言や音→霊の話などなど・・・。

ですから、上司は僕を人間不信やウツなどにする気満々。

上司が本当に霊が見えてたとしたら、僕の守護霊じゃなくて、ブラック企業や会社が建ってた土地にいる(かもしれない)悪霊だったんじゃ?と今思います。

辞める前の最後の1週間くらいは、僕が辞めるのを止められないとわかると、過去の仕事上の僕のミスを適当に金額化して賠償しろとか賠償するまで辞めさせないとか訴えるとか、僕を悪党に仕上げる感じでした。

今考えると、あんなの言い出したら上司や同僚は次の日から定年までタダ働きしなきゃならなくなるミスをやってましたけど。

しかし、精神を隙無く攻められると真に受けてしまうんですよ。

僕は追いつめられて脳が破壊寸前のようなボーっとする感覚、脳が炎症でも起こしてるような脳が腫れてるような感覚が、辞める1週間前から辞めた後もしばらくありました。

思考不能まで追いつめられると脳が終わる感じ。

何とも表現できません。

家族がいるヤツは逃げないという前提でとことん追いつめ、最後には無断欠勤でもするように仕上げ、給料や退職金を放棄させるために追い出しにかかってるみたいな。

そんなこんなで、円満退社でなく送別会ももちろん無く会社を去りました。

先述したように、会社を辞めた後もしばらく頭の調子が変で、ボーっとする日々でした。

そんな調子が変なときに所得税だの任意継続の保険料だのとびっくり金額の通知がポストに入るので、心も財布も凹みまくり。

僕がほぼ完璧に安心できるようになったのは、健康保険任意継続から国民健康保険にスイッチした頃です。

この頃にやっと税金や固定費といった出費全般が把握でき、初めての住民税申告などを経験して気持ち的に落ち着いた頃だからだと思います。

悠々自適で平和な今、僕がいたブラック企業のあの人たちは本当に実在したのか?くらいな心境です。