早期退職する前はネットでかなり調べました。
ネットで記事にしてる皆さんは退職金がかなり高額だったので、僕は実際にもらうまで凄～く夢を見てました。
夢見る僕は、実のところ、年2回あったボーナスを足してもボロボロの中古車くらいしか買えない金額のボーナス。
対して、たった1回のボーナスで新車を買えちゃうようなボーナスを支給する会社があったり。
後者の会社に在籍してたとしたら、老後の心配が必要ない金額の退職金がもらえると容易に想像できます。
＊満足する金額は人それぞれですが。
ネットで目に入ったのはなぜかしら高額な退職金の後者ばかり。
だから夢はどんどん膨らんで、「勤続年数的に1000万円以上はもらえるかな？」とか考えてたこともありました。
しかし、実際に僕がもらった退職金は、新車の軽自動車がかろうじて買えるかな？という金額で、長年勤めた会社に感謝できないものでした。
でも、ある時、退職金の金額を親が聞いてきたことがあったのですが、どんな反応をするかと思ったら「出た方じゃないか・・・」と言ってくれました。
その一言を聞いて僕が感じた気持ちを上手く表現できないですが、「何か救われた」という気がしました。
「すごい金額だな！」と言わないのは100%わかってましたが、けなされたり否定されなかったのが良かったと思います。
ちなみに僕の親は、早期退職反対者です。
ただ、珍しく口論にならなかったことから察すると、所帯持ち＆50歳手前で早期退職するのに無計画じゃないだろう？と思ってくれたかも。
勤めてたのがブラック企業だったもので、仕事のやりがいよりも先に、狂った社長や上司や同僚に対してマジで限界でしたので、本当のところ案外無計画で辞めました。
将来の国民年金に全く期待してないように、退職金の金額に夢が膨らんでたとは言え、元々はもらえるだけラッキーという考えで日々節約してお金を貯めてたので、退職金は全額貯金でした。
投資しようというような夢見る金額じゃなかったのが幸いなのか、世の中の景気が良かろうが悪かろうが、今は楽しい節約をしながら悠々自適な日々を送ってます。
退職金をあてにするのは、買った宝くじの高額当選を期待するのと同じかも。
