早期退職、その後。

仕事を責任持ってやってるとか、与えられた仕事にやりがいを見出だしり、自ら企画した内容の仕事が認められて毎日が充実してる、などなど。

早期退職した僕は、1年もしないうちにそんな会社員時代の思考ベースから逸脱しました。

体操する人の絵

早期退職を実行した理由が曖昧だったり適当だったりすると、会社にいたときの感覚を忘れないうちに再就職して「単なる転職」だったみたいな感じになるかもしれません。

僕の場合、会社員時代の思考ベースから逸脱して既に年数が経ったことと、会社員時代に携わってた仕事がいわゆる「つぶしがきかない仕事」だったこともあり再就職自体無理。

*「つぶしがきかない」とは、つぶして形を自在に変化できる金属を例えに、応用がきかないとかいう意味。

もしも、何でも良いからと再就職したら、老害とかウザいとか言われるのがオチです。

テレビを観てると同年代の人が仕事で活躍してて羨ましく思いますが、早期退職した僕は今、悠々自適な心境。

しかし、気持ち的に悠々自適でも所得が無いので、普段は意識しませんが、足元は薄氷(はくひょう)の上です。

僕は節約しての早期退職ですから、お金をじゃんじゃん使う感じで外出しないので、周りから見たらニートや引きこもりに見えると思います。

「そんなの何が楽しいの?」とか「欲しい物も買えないんじゃないの?」と言われそうです。

「そんなの何が楽しいの?」に関しては、1日中と言わず365日テレビを観て過ごしたり、釣れない所で毎日糸を垂らし続けたり、お寺の枯山水を永遠に眺めてたり、自宅の庭の草を朝から夕方まで引いて過ごしたりに充実を感じるので、言ってみれば毎日何かしら楽しいです。

「欲しい物も買えないんじゃないの?」に関しては、節約生活が楽しいので欲しい物が特に無いです。

強いて言えば、家族の誰かが欲しいと言った物が欲しい物というくらいです。

投資や株もやってないので、今ある蓄えは大事ですが、お金を稼ぐことにも普段は興味無い感じ。

とは言いつつ、電子書籍出版を細々とやってますので、万が一それで儲かったら欲が出るかも(^^)