早期退職とゴミ屋敷

かなり昔に家を建てました。

ボロ家でもローンが終わったマイホームがあるということが早期退職をする上で重要な気がします。

修理やリフォーム箇所が頻発する家はヤバいですが、基本的に駐車場代も家賃も無い、固定資産税の出費くらいだけだと貯金の目減りがキツくないので、ローンが終わった持ち家は無職を続ける上で気持ちが楽です。

さて、家は今もキレイに保つようにしてますが、入居当時は駐車場にゴミが舞い込んだだけで腹が立ちました。

ゴミ屋敷が近所にあって、そこの家主は駐車場で生活してるのか?と思えるようなゴミがそのゴミ屋敷前の道路に出ます。

風でばらまかれるのを家主は見て見ぬふり、又は究極の「見たいものしか見ない」という人かも。

*「見たいものしか見ない」というセリフはホラー映画『シックスセンス』の名言。

隣接するご近所さんはよく我慢してるな、といつも不憫(ふびん)に思ってる次第です。

タバコの吸殻はいつものことで、ペットボトル、ビール缶、コンビニ袋、レシート、コンビニ弁当のトレーやフタ、紙クズ、家主が写った写真?、などなど。

不思議なことにお金は落ちてるのを見たことないです(^^)

ゴミ屋敷の家主らしき人物が写ったボロボロの写真が我が家の駐車場に風で飛んで来た時はマジで驚きました。

最近は飛んでくるゴミが少しはマシになりましたが、道行く人が二度見してしまう酷い駐車場のゴミ屋敷は健在です。

風が吹けば飛んでくるゴミですが、最初の頃はどうしたものかと悩み腹が立ちました。

でも最近は完全にあきらめて、見つけたら間髪入れずに回収します。

もう、何も思わないし考えない。

十中八九、それらのゴミはゴミ屋敷から風で流れてきたものに違いないですが、ゴミ屋敷に戻しに行くだけの証拠も無く、言って理解できる家主でもなく、思考自体がムダというわけです。

僕は数年前に早期退職して、今は暇人の時間を持て余すことなくとても充実してますので、家の前に落ちてるゴミに腹を立てる時間があったら、寝てるか、本を読むか、散歩するか、テレビを観てるか、庭で草引きでもします。

仕事をしてたときは、夜遅くに疲れて帰宅して自宅駐車場にゴミを見つけ、「泣きっ面に蜂」的な怒りともあきらめともつかない感情で泣きそうになったことが多々ありました。

しかし、仕事のストレスから解放されると日々の怒りも大したことない気がします。

怒るだけムダ、時間のムダなんです。

ストレスに耐えれなくて会社を早期退職したように、環境が耐えれなくて嫌なら自ら環境を変えれば良い。

ブラック企業にいて勉強になったのは、実はそれかも。

家族を養わねばという使命感でブラック企業に死ぬ気でしがみついても、何~も良いこと無いです。

仕事をしてたときは毎日遅くまで働き、休みもまともになくて家族に迷惑をかけてましたが、早期退職した今は節約生活をしながら家族と一緒に「生きる」を楽しんでる気がします。