早期退職を考えてなかったときに買った車を思い出した

早期退職を考える前の若かりし頃、節約なんてしたことがないときがありました。

そんな若いときに、給料に見合わない高額な車を買ったことがあったのです。

出世して偉くなったわけでもないのに、その車で実家に帰ると何か鼻が高い感じ。

高級車の「魔力」ですね。

お金持ちが普通に高級車を買った場合は、運転手が安全運転をしてたり、紳士淑女?的なマナーある安全運転をしてたり、だと思います。

貧乏人が高級車を買うと偉くなった気になるので、いわゆる”オラオラ運転“が多いです。

本来の心が貧乏ですさんでるので「貧乏」を隠せないんですね。

わざわざクラクションまでカスタムしたりして、鳴らしたがりますし。

オラオラ運転=事故しやすいし、アクセル踏んで感情表現が多いので燃費が悪くなる。

イライラしてすぐクラクション=相手を怒らせてトラブルが起きやすくなる、など。

その行為が「損」や「出費」に必然的につながってるという貧乏人の不思議。

話は戻りまして、仕事が忙しくて休みもまともにないと、いくら安い給料でもお金が貯まった気になるんです。

汗水たらして稼いだお金が、自分が偉くなったという幻覚を見ることができる車に変わったら、バカが更なるバカに向けて歯止めが効かないとしかいいようがありません。

僕は、その高級車?で貴重な休みにドライブをするのがいつしか趣味になり、休日は「俺は偉いんだ!」みたいに振る舞ってた気がします。

誰も見てないのに車の乗り降りがカッコいい気がしてたり、走り出せば皆が避けて通る気がしてたり。

実のところ「バカがうつる」とか、「トラブルはごめんだ」とかで避けられてるだけなんですが。

さて、今日は久しぶりに車に乗りました。

我が家のボロい大衆車で、もちろん燃費重視の安全運転です(^^)

すると、上記した昔の僕みたいなのとたくさんすれ違いました。

帰宅時、ウソのような本当の話ですが、昔に僕が買ったような車が道の隅っこでひっくり返した亀のようになってました。

警察の人が数人来てるところに遭遇しました。

どこをどう運転すればひっくり返れるのかという道なのですが。

貧乏は更なる貧乏を目指してアクセルをふかします。