反対意見も賛成意見も自分が傷を負わない場合はむちゃくちゃです。
僕は、火に油を注ぐ発言や行動の全てに反対です。
相手とまともな話ができない場合は「逃げる」だけ。
物や土地に固執して命を落とすよりも、「逃げる」という選択をするといづれは再起できる。
僕はそうやって今を生きてます。
僕はブラック企業に勤めてたので50歳を目前に早期退職をしました。
早期退職をしなくても良かったかも?なんて1度も思ったことはありません。
前述したみたいに、僕の早期退職は「逃げる」でした。
理由は、社長からも上司からも人間扱いされてないと思わされることが多かったからです。
死ぬまで働け!的なことを平気で言う社長でしたし、上司は社長の代弁者でしかなかったですし。
また、同僚はこき使われることに誇りを持ってる人もいたのが最悪でした。
それで安月給ですので始末が悪かったです。
仕事は給料じゃないんだ!会社のために頑張る!そして、会社が儲かったら給料が上がる!と言った、とんちんかんに熱い同僚もいました。
会社が儲かって社員に還元するのはホワイト企業だけだと思います。
だから、やる気ある若者で頭が良い人は入社してすぐにヤバいと気づいて辞めていき、とんちんかんな「変なの」は辞めずにいて、攻撃しても反論しない先輩社員には悪態をつき、そうでない先輩社員にはゴマをすって自分のポジションを守ることに必死なのでした。
僕がいた部署は、夏は酷暑、冬は極寒でしたが、冷暖房完備の他部署の人たちとあまり変わらない給料でした。
社長は国産の高級車に乗り、社員には極端な経費削減を常に要求してました。
社長や上司はやりたい放題だったわけで、僕のいた部署の社員に激励をしたときの言葉は、「俺がお前らの生き様をちゃんと見てるぞ!だから死ぬまで働け!」みたいな。
もちろん、言葉はそこまで直接的じゃなかったですが、言葉からオブラートを取るとそんな感じでした。
僕は定年まで耐えれないことを見越して安月給をひたすら貯めて、早期退職をしました。
僕が早期退職をすると気づいたとんちんかんな同僚は、毎日のように暴言を浴びせてきたのを記憶の中に何となく思い出せます。
正気じゃない人たちを相手に退職する日を数えた最後の数ヶ月は、自分は現状から逃げるために辞めるという考えと、逃げるんじゃない!という考えとで葛藤を繰り返しました。
でも、今は普通に言います。
「僕は逃げたんです(^^)」と。
そして「逃げて良かったですよ」と続けます。
ブラック企業の上司が辞める直前の僕に言ったことは「お前の年齢だと会社を辞めたら再就職もできないし、すぐにお金がなくなってこの会社にもう一度雇ってくれと泣きつくだけだ。そのときは門前払いしてやるからな」でした。
残るも地獄、逃げるも地獄なら、逃げたらどうなるかを見てみたいという怖いもの見たさの気持ちが発動して、僕はその言葉を聞いてから辞める気が倍増したのでした。
早期退職した後の1年くらいは各種手続きや失業保険のことをするだけで過ごしましたが、今は、ブログ書いたり、電子書籍出版の原稿を書いたり、小さな庭を眺めたり、などなどで、毎日を楽しく過ごしてます。
未来はわからないことだらけです。
しかし、生きてると良いことはあるので、「逃げる」は恥ずかしいことじゃない。
僕はそう思います(^^)