早期退職後、初の実家帰省

僕は勤めてた会社を40歳代の後半に早期退職して、いわゆる「セミリタイア」になってから一度も実家に帰ってません。

その理由は、会社を辞めて心の整理に時間がかかったから。

そして、ようやく帰省しようと思った矢先にコロナ禍になったからです。

僕が勤めてた会社は、僕が辞めると言ってから「これがブラック企業なのか!」と、冗談にもならないブラックぶりをハンパなく出してきました。

なので、すんな辞めることができず、辞めると言ってから辞めるに辞めれずズルズルと約2年くらいいたのでした。

その約2年の全ては円満退社のためで、その間、親に相談を2回くらいした覚えがあります。

僕の親は、仕方ない転職は良しとしても、早期退職はおろか無職のセミリタイアなど受け付けない人なので、帰省時にどんな接し方をしてくるのか、ちょっと想像できません(ToT)

「計算上、再就職せずにセミリタイアの状態で余裕なんだ」と力説しても、話が通じない人には通じないんですよね・・・。

さて、このブログ記事は、実家への帰省がマイカーでの長距離の往復になるので、前日(2022/4/2)の夜に書いてます。

このブログ記事が投稿日時設定で公開されてる時間は、僕は実家から自宅へ帰る高速道路を走ってるはずです(^^)

さて、どうなることやら・・・。

早期退職後、初の実家帰省②


昨日(2022/4/3)に、早期退職後&コロナ禍突入後、初の実家帰省をしました。

おおざっぱに言って、僕は5年くらい実家に帰ってない感じだったかも。

でも帰省期間は以前の帰省時と同じ日帰りということもあり、実家に行って必要時間を滞在して帰途に就いただけでした。

ずいぶん前に亡くなった友人の墓参りもしたかったのですが、時間に余裕が無いと思っていつものように後回しにして行かず、薄情な限りです。

さて、「早期退職後&コロナ禍突入後、初の実家帰省」は、親に呼ばれたので行ったわけで自発的ではありません。

5年くらい帰ってないと、実家へ帰る長い道中の高速道路から見える景色や下道の景色、そして実家周辺も結構変わってました。

実家がある地域は過疎地ではないのに、お店が廃墟みたいになってたり更地になってたりするところが点々とあり、昔から右折や左折の目印にしてた建物なども無くなってたり違う建物になってたりで、道を間違えた?と思ったときもありました。

地元は、できたばかりの店や変わらないところももちろんありましたが、すれ違う車が以前の記憶より増して「変なの」が多く、家の近所の細い道を久しぶりに走る安全運転の僕を譲ってくれる車が一台も無かったことも手伝って、印象は悪いことが多かったのでした。

さて、「こんなに変わるもんなのか?」と風景の様変わりなどに驚きつつ実家に到着したら、親はすっかり年寄りになってしまってました。

良くも悪くも口うるさい親ではなくなってたというわけです。

僕が会社を辞めたことや無職の現況はさておき、親自身の会社勤め時代の昔の話をすることが多く、僕は聞くばかりでした。

早期退職後、初の実家帰省③


僕が今住んでるところは、トヨタや三菱にお勤めの人が多い地域らしく、そのせいかボコボコの車に乗ってる人をあまり見かけません。

定期的な買い換えを促されるのか給料が良いからか真相は正確に知りませんが、最新型のCMがやってたら、すぐに近所で見かける感じです。

前回の『早期退職後、初の実家帰省②』に書いた、道を譲るという脳の回路が全く無い「変なの」に出くわす確率も今の住環境ではそれほど多くないということに、故郷との比較で改めて気づかされました。

どこにも行かなければ今の住環境の悪いところばかりが目についてしまいがちなのですが。

ちなみに、車関係にお勤めの人が事故を起こすと社内的に厳しいということを聞いたことはあるので、僕の故郷辺りの人以上に安全運転をする人が多いのだと思ったりもします。

冒頭から早期退職の話そっちのけで車にまつわる話ばかりで恐縮ですが、僕の故郷はそれだけ酷かったということです。

ムダに荒い運転、ボコボコの車、どう考えても僕が優先の細い道でのすれ違いで当たり前のように突っ込んできて、すれ違い様に僕をにらんだ人やアクセルをふかして大きな音で威嚇?してきた人、周りを見ないで爆走する自転車など・・・。

故郷に帰って住むことのない僕を見ず知らずの人が総出で嫌がらせをしてるのか、他府県ナンバーを追い出そうとしてるかのように被害妄想的に思ったのでした。

さて、僕の親は、今が蔓延防止解除されてコロナ禍の次の波が来る前?だから、顔を見るために僕を呼んだとのことでした。

以前は、帰宅したら何かにつけて口うるさかったのに、今回は「よく帰ったな(^^)」という感じの平穏な雰囲気でした。

僕が無職であってもそれを責めるではなく、何もしてないなら暇過ぎると思う常日頃は何をしてるのか?を気にし、仕事をしてないイコール誰とも接することがない孤独な状態は大丈夫なのか?というようなことだけは聞いてきました。

僕は、(収益のほとんど無い)ブログの収益で生活してると言い、電子書籍を書いてるので印税も少しは入ってくると見栄を張りましたが、親なので見透かされてることでしょう(^^)

「無職の何が悪い!」とか、口喧嘩をひたすらして、「もう帰る!」というのを予想してたのに、ブログや電子書籍も興味薄く聞き流した感じでした。

故郷に錦を飾ることのないバカ息子だと再確認して、無職でも悪いことに手を染めない人間ということも確認して一安心してくれたかもしれません。

故郷はコロナ禍ですさんだのか?

それとも僕が住んでたときもすさんでたのか?

人生を振り返ってみたら、僕は故郷にいた期間よりも故郷を出てからの期間の方が数年長くなってました(^^)