早期退職の才能

早期退職の才能・・・。

早期退職をした人生というのは、人生をサボる才能があったのか?と思うときがあります。

早期退職をすることは、ある意味そういうことかもしれません。

僕はどう考えても仕事の才能や人付き合いの才能?がなかったので、世の中にある漠然とした「才能」というものに目が行きがちです。

そんな漠然とした才能で、うろ覚えなものがあります。

それは、昔に読んだ4コマ漫画で、計算がめちゃくちゃ早い八百屋のおばちゃんの話。

確か、相原コージさんの『コージ苑』だったと思います。

計算が早いけど、自分の才能に全く気がついてないおばちゃん・・・。

そんな感じだったと思います。

何十年も前の記憶なので、作者や内容など間違ってたらすいません(^^)

*『コージ苑』は下ネタが多かった記憶があるので、子供にはおすすめじゃないかも。

それと、戦争系の映画『山猫は眠らない』のセリフで、何の才能もなかったけどスナイパーの才能があった、みたいな。

これもかなり昔の記憶なので、作品やセリフ間違いご容赦ください(^^)

僕が何を言いたいかというと、かたや才能に気づかない人、かたや普通の生活や会社員のような仕事で役立たない才能があった人。

まぁ、厳密に言えば、八百屋の仕事でちゃんと役に立ってるし、スナイパーという役割でちゃんと役に立ってる。

でも、どちらも何か虚しい気分にさせる表現だったと記憶してます。

さて、早期退職する人が全てそうではないはずですが、人よりも早く会社勤めを辞めてまで自分の時間を大事にしたい。

定年まで勤めるのが普通と思ってる人が早期退職者を客観的に見ると、人生をサボる人に見えるかも。

早期退職者を肯定するなら、人生をサボる達人。

早期退職を実行に移す行動と思考などを含めた努力?も才能のようなものなんじゃないかと。

「努力も才能のうち」なんて言いますし。

そうは言っても、何となくという理由で会社を定年前に辞めて早期退職をしようとする人は少ないと思うので、早期退職を実行するにはそれなりの切実な理由がある人が多いのではないかと思わずにはおれません。

僕はブラック企業だったこともあり、僕に対して老害と言ってくるブラック企業ならでは?の厳しい年下の人たちに攻められて、(カッコよく言えば)あっさり城を明け渡す気持ちで会社を辞めました。

安月給な万年平社員のポストの取り合いでしかない、「隣の芝生は青く見える」的な年下の老害発言にもうんざりでした。

早期退職の才能とは、早期退職したいときやしなければならないときにすんなり実現できるだけの貯金を貯めておく「貯蓄の才能」のことかも(^^)