早期退職とバカンス

ある日テレビを観てたら、結婚して海外に住んでるという俳優さんが対談してて、庭の草取りが好きと言ってました。

僕も草取り大好きです。

無心になれる、何なんでしょう?、あの楽しさ。

草を取る楽しみの後は、キレイな花を咲かす種を植えようか食べれるものの種や苗を植えようかと考える楽しみ、いっそのことバーベキュー専用スペースにしようかと考える楽しみ、などなど。

ちなみに僕の家の庭は、バーベキュー専用スペースにすると本当にそれしかできない小さな庭なので想像だけです。

草取りしてキレイになった庭を、夏ならクーラーのきいた部屋から眺め、秋ならキャンプ用の折り畳みイスを庭に出してお茶を飲みながら眺めたり。

バカンスとはフランス語で、「長期休暇」の意味があるそうです。

調べたところ期間は何と4~5週間みたい。

バカンスに旅行という意味合いは無いようで、その長~い休みを有効利用する人もいれば、家でボーっとして過ごす人もいるみたいです。

小学生並みの休みが社会人でもらえるなら、「生きてる」感がありますね。

ブラック企業にいた僕の夏の休みは、必ずと言ってよいほど「急な仕事が入るかもしれないから」と言われてから休みに入り、期間は1週間くらいでした。

釘を刺されてからの休みなので、遠くに連泊で旅行も行きにくく、安心できない心境で数年に1回、1泊2日でテーマパークに行ってました。

「ゆっくり休め」じゃなくて「休み中もスタンバイ」というところがミソでした。

休みに入る前の日は、終わるまで帰れない仕事を必ず入れられて残業でしたし。

でも、休みがまともに無かったおかげで貯金だけはできました。

節約してセミリタイアをした今は、残りの人生一生バカンスを死守したいところです。