早期退職と周囲の意見

久しぶりに早期退職の迷走ネタです。

早期退職して避けれないのが周りの意見です。

もし儲かってる投資家みたいな家に自分が生まれたら、たぶん働きに出ること自体を反対されるかも。

「汗だくになって働いて、日当1万円もらって帰ってくるよ」

もし大人になってそんなことを言ったら、投資で儲かってる親は「なぜ?」ということを思考の根本から直そうとするかもしれない。

儲かってる投資家がもし子供に儲け話を教えないとするなら、客観的に見て不思議なことだと思うのです。

これに関しては、儲かってるお店の後継ぎと借金だらけお店の後継ぎに似てるのですが。

借金だらけだったら継がそうとしないかも。

投資をやってる本人が儲かってて初めて自分の子供に教えるべきで、儲かってもいないのに子供を同じ“泥舟”に乗せるのは不思議な話。

さて、僕の親はサラリーマンで、僕も何も考えずサラリーマンになりました。

僕は、アルバイトをしてたときから就職して自分が会社を辞める50歳までに何人かの人を見ました。

1人は稼いだお金を家計無視で使って給料日前に困る人、1人は稼いだお金を家計が赤字にならない程度に使う人、1人は1ヶ月働いたら数ヶ月の間遊んで暮らすという人、1人はひたすら節約でお金を貯めて50歳代で1億円貯めた人、1人は節約でお金を貯めて50歳を前に自分の夢だった店を持った人、そして1人は40歳の若さで死んだ人。

最後の40歳の若さで死んだ人というのは、僕に勝るとも劣らないブラック企業に勤めてた人で、いつ会社を辞めてもいいようにひたすらお金を貯めてました。

僕は「お金を〇〇円貯めたから会社を辞める!」と、ある日突然その人から聞かされるのが嫌だったので同じように貯めたのだと思います。

その人は親友だったので、その人が仕事を辞めたら僕も辞める気でいたのだと、ふと思い出しました。

でも早死にしてしまったので、目標みたいなのもが無くなった僕は、ブラック企業にこき使われて楽しくもない仕事を続けて50歳を跨ぐのが嫌だったので辞めたのかも。

辞めて数年も経つと、会社への恨みみたいなのも薄れて辞めた理由もあいまいな記憶になり「かも」なんて言ってたりします。

さて、辞めて数年経つというのに親族とか周りの人は早期退職というかセミリタイアを理解してくれません。

仕事イコール定年までする。

定年前に辞めるイコール再就職して定年までする。

みたいな考えのようです。

たまにウザいことを言わたりしますが、ギリな節約系早期退職者なので、通帳を見せて「仕事をしなくてもやっていけるから!」みたいな説明はしません。

説明しても数ヶ月後か翌年に同じ人に同じ説明をしなければいけないのもわかってるので。

「ボーナス出る→贅沢する」をやらなければ節約系早期退職は簡単な気がしますが。

僕に定年まで仕事しろという人たちの周りには、たぶんですが儲かってる投資家みたいな人はいなかったのだろうと思います。

賛否両論かも?ですが、儲かってる投資家と節約系早期退職者(セミリタイア人)は精神の安定で言うと同じと僕は思います。

ただ、僕からすると、定年まで仕事するというより「定年まで仕事を普通にできる人」は羨望と尊敬しかありません。

*ブラック企業で定年まで仕事する暗黒面にどっぷりはまったブラック人間は別です。

羨望と尊敬の理由ですが、僕はブラック企業勤めで「代わりはいくらでもいるから辞めたきゃ辞めろ!」と新入社員のときから辞めるまで言われてましたので(^^)