早期退職と年齢

会社を早期退職する場合の年齢について考えると、若ければ若いほうがやりたいことも体力もあるので良いかも?ですが、就労年数が少ないとお金に余裕が無い場合が多いので見切り発車になると思います。

また、お金はいくらあっても足らないと思う人からすると、いつ仕事を辞めても見切り発車だろうと思います。

早期退職を成功させたたいていの人は、今月はいくらの出費だったとか、1年のトータル出費はいくらだったというように出費を把握してるようです。

ある一定の金額で毎月出ていく水道光熱費やサブスクの支払いといったものは、順風満帆に社会人生活をしてたらあまり注意してないものです。

もし会社を早期退職することを考えるなら、毎月必ず出ていくそれらを先ず把握することと、年に1回の車の税金や任意保険などの高額支払いを把握することをおすすめします。

最近は若いときから投資して、勤めてる会社をなるだけ早く辞めて自由になろうという人が多いみたいですが、会社からひどい扱いを受けて仕事をしてるわけでないなら、会社を辞めるという選択はしっかり考えてからのほうが良いと思います。

会社が充実した環境で信頼できる仲間などがいる場合や仕事が楽しいと思えてる場合は、孤独になりがちな早期退職を選択する必要がないからです。

僕がいた会社の社長は、お気に入り社員は大切にし、そうでない人には人間の限界を超えるような仕事量や残業を平気で押し付けてました。

体力を必要とする仕事は、年齢的な限界が必ずやってきて、仕事のやる気やスキルとは裏腹に体力的に追いつかないという四面楚歌に陥ります。

危険な仕事に従事してる場合は、夏の熱帯夜での睡眠不足で出社するだけで、若ければできてたこともできなくなってくると予想され危険度が増します。

僕がやってた仕事は危険なもので、体力の限界を嘆く先輩社員を見てたし、年齢を配慮してくれない会社の対応も見てたので、中堅社員になった頃には定年まで働けると思えなくなってました。

そういうわけで、僕は定年までしがみつくことなく早期退職しました。

早期退職ができた理由のお金に関して言うと、基本的には節約して貯めただけ。

幸か不幸か投資に役立つ頭脳は無くて、銀行やJAバンクみたいなところのキャンペーンで定期にしたりする昔ながらの微々たる増やし方。

キャンペーンのチラシで0.1%の利息を見て大喜びしてる感じですが、元本保証命の僕は不満無しです(^^)

そのお陰か、普段の生活では、あのスーパーが安いとかこちらが安いとかの主婦(夫)目線なだけで、ニュースでやってる株価の変動?なんて気にしなくて済んでます。

話は戻りまして、早期退職は日々の出費の自己管理と出費に耐える資金ありきです。

不足しそうなったらアルバイトなどをして足していくセミリタイアなら比較的若くして早期退職が可能で、不足なんてあり得ないというリタイアを目指すなら、そこそこな年齢まで働かなければ先が見えて来ないか、宝くじ的な当たりが必要かも。

僕は、40歳代の終わり頃からの無職生活で今50歳代です。

リタイア気分で不自由なく生活してるとは言え、貯金は日々目減りしてるので、分類するならセミリタイアだと思います。

僕の場合、このセミリタイアだけどリタイア?というの状態を維持して、金額が期待できないかも?ですが、「年金」をもらえる年齢に達することをとりあえずの目標にしています。

年寄りになってからもらえる年金ですが、納めた金額で人によってもらえる金額が変わってくるようなので、会社を早期退職する場合はもらえる年金の金額ともらえるようになる年齢を把握しておくこともおすすめします。

若い年齢で早期退職して、年金の保険料を全然納めてないのに年寄りになってから年金をちゃんとくれというのは、たぶん無理なことだと思うので。