テレビや本で2回くらい聞いたり見たりした言葉。
《小説は書き終えてから「小説を書いてる」と言え》
この言葉は、小説を書いてると言う人は多いけど書き終える人は少ない、という意味。
僕は会社を早期退職してから小説を書いてますが、書き始めたうちの3割もできてません。
*一応、3割はお恥ずかしながら出版中ですm(_ _)m
7割が最初の1歩で止まってるか話の途中でストップしてます。
理由は、書き始めたは良いが、その先の話の展開が浮かばない、ただそれだけ。
暇時間がたくさんあっても意味無いですね。
そんなわけで、小説の次の展開が浮かばないので、仕方なく自分のことを書いて出版申請をしました。
自伝?自叙伝?というもの?
言い方はわかりませんが、会社に勤め始めた頃から辞めるまでみたいな愚痴っぽい内容。
自伝や自叙伝というものに何らかの形式があるのかも知ろうとしないまま完成させて、出版申請ボタンをポチりました。
昨年末中に出す予定だった短編小説は完成せず、やる気の枝分かれで書いてた過去のことを書いた文章を出版したわけです。
ちなみに、本の表紙は1時間もかけずに完成。
更に言うと、デザインした表紙に本のタイトルを当てはめてたらタイトルにインパクトが無いと思い始めてしまい、その場で思いついたものに変更しちゃいました(^^)
ちなみに、決定したタイトルは『太陽は眠らない』というもので、その前につけてたタイトルは『眠れない昼』でした。
「仕事してたときは全然寝れなかったよ~(ToT)」みたいな、残念でおバカなことを面白くもない文章で愚痴のように書いた本です。
出版後に試しにネット検索したら、2021年公開の映画『太陽は動かない』ばかりがヒットしました。
タイトルって被ることが多いので、被らなくて良かったです。
ところで、あるテレビ番組の中でミュージシャンの米津玄師さんのマルチぶりを紹介してました。
無名時代から絵も音楽も自分でこなしてたとのこと。
一緒に観てた家族が「米津さんってすごいね!」とその才能に感心してましたが、僕はその才能の前に《その作業を完成させた人》という意味で感心しました。
作品が評価されるとかされないとか以前に、その作業をやり終えて世に出さないことには何も始まらないですから。