美術博物館に展示されてる絵を子供が見たいと珍しく言ったので、7月10日(土)に行ってきました。
そのついでに『水木しげる 魂の漫画展』割引券をもらいました。
割引券を手に入れるだけなら、わざわざ美術博物館に行かなくても市内外の施設を探せばいろんなところにありそうです。
その岡崎市美術博物館で開催される『水木しげる 魂の漫画展』は《2021年7月31日~9月26日》の開催です。
早期退職する前も後も日々節約の僕ですが、「子供の芸術鑑賞に出すお金は無い!」なんてことは言いません。
なぜなら僕が住んでいる愛知県の岡崎市というところは、子供市民は岡崎市美術博物館が入場無料だからです。
*入場無料の年齢は割愛です。
ちなみに、ゾウがいる東公園というところは誰でも入場無料です。
*東公園は、一部有料施設あり。
八丁味噌というお味噌が有名なこの岡崎市は、探せば無料施設がそこそこあります。
さて、子供が見たいと言った絵は、渡辺省亭(わたなべ せいてい)さんです。
学校からもらってきた渡辺省亭さんを紹介するチラシを見て、「チョウチョとか鳥とかの絵が見たい」と言ったので行ってきました。
家で見たアゲハチョウの印象が強かったのだと思います。
*渡辺省亭さんの展示は2021年5月29日~7月11日までで現在は終了してます。
観覧料は一般(高校生以上)が1000円だったので、僕は迷わず館内ロビー待ちです。
美術博物館の館内の受け付けで岡崎市の学校に通ってる証明を見せ、子供だけチケットを発行してもらってから展示場内に入る子供をお見送り。
僕は美術博物館内のロビーで待つ間、そのロビーで放映されてた約10分くらいの渡辺省亭さんを紹介するビデオを飽きもせず繰り返し見て過ごしましたので、作品の素晴らしさがわかりました。
作品の完璧な構図、優れた観察眼による緻密さと色彩で、描くもの全てカッコいい絵になる画家さんです。
迎賓館赤坂離宮にある七宝額もビデオで紹介されてましたが、原画も七宝額もカッコ良すぎ。
僕が入場料を出して見たなら、開館から閉館までいたかもしれません。
絵を見終わった子供が「大人がいっぱいいて、全然退(ど)いてくれないからあまり見れなかった」と言ったので、2周目の入場をすすめたら喜んで再入場してました。
面白くないと言ってすぐ帰るのもよし、納得するまで見るのもよしの自由な「無料入場」は最強ですね。
無料入場できる子供市民がいる家庭の大人市民を1人くらい無料にしてくれたら、博識な子供市民がもっと増えるのではないかと思います。
というのも、館内ロビーでお年寄りが僕に話しかけてきて「展示を見たくても送ってくれる人がおらんからここに来るのが大変だった・・・」と話されてれたので。
子供も多分同じでしょう。
それと、美術博物館併設のレストランの席数が少ないのか、「レストランの待ち時間が長くて食べるのを断念した」とそのお年寄りは話されてました。
最後に、《ゲゲゲの鬼太郎》で有名な水木しげるさんの『水木しげる 魂の漫画展』の情報です。
詳細を調べ切っていないので、間違いご容赦いただきたいのですが、この展覧会は、鳥取県立博物館を皮切りに2017年頃に始まった巡回展のようです。
なので、他府県にお住みで既にご存知な人もおられるかも。
愛知県の岡崎市では《2021年7月31日~9月26日》の開催です。
開館時間は10:00~17:00(入場は16:30まで)。
岡崎市美術博物館は定休日が毎週月曜日ですが、祝日が月曜日の場合は火曜日が休みのようですので、『水木しげる 魂の漫画展』など、岡崎市美術博物館に来られる場合はカレンダーを見てからをおすすめします。
*2021年の8月9日(月)と9月20日(月)は開館となり、その振り替えとして8月10日(火)と9月21日(火)は休館のようです。