早期退職と入院⑥

『早期退職と入院』というタイトルで⑥回目になってしまいました。

子供が入院してから約2週間、ずーっと泊まり込みの付き添いです。

いや、「ずーっと」というと自分1人でというふうに聞こえるので、パートナーとかわりばんこということを記しときます(^^)

病室では元気な子供の相手をして、家では学校に通う子供の世話をして、というサイクルを続けてるわけです。

病院にいる我が家の子供は、担当の先生と看護師さんのおかげですっかり元気なのですが、先生曰く「数値が下がりきったら退院」とのこと・・・。

数値の説明は何回聞かされてもよくわかりません。

病院に長くいると気づくのですが、今の我が家の子供みたいに、体のどこが悪い?と疑問に思う元気過ぎる子供が何人かいたりします。

何かこう予想外に長引いてストレスがたまると、「過去の事例」みたいなデータを取るための実験台にされてるんじゃない?と勘ぐってしまったりします。

「もう少し様子をみましょう(^^)」と先生は笑顔で軽く言いますが、長引けば長引くほど親の交通費や子供の病院食代もバカにならなくなってきますので、次第に笑えなくなってきますし(ToT)

再発しないように根治(こんち)が目的で長引いてるとのことです。

院内で病室から少し離れたところに談話室というのがあり、そこで若い夫婦が「会社を休めない」「有給とれば良いじゃないの!」とかでヒートアップして話してました。

通りがかりで耳に入った程度なので、夫婦の子供がどんな症状なのかまではわかりません。

点滴して数時間であっさり退院していく子供もなかにはいますが、手術する子供や我が家の子供みたいにしばらく入院する子供などいろんなケースがあるようで、会話がヒートアップしてた夫婦のように家族の誰かが入院というと大変です。

僕は、今回の入院が早期退職してからの出来事で良かったと心の底から思いました。

子供が大きいか小さいかで親の負担の度合いは変化すると思いますが、我が家の子供と同じ年くらいと思われる相部屋に新しく入った子供は、親に泊まり込みの付き添いを断ってました。

カーテン越しに何気に聞こえてくる学校の勉強のことを話す親子の会話で何となくの年齢がわかり、我が家の子供とあまり変わらない感じ。

かなり強がりかもしれませんが、小さいながらに泊まり込みの親の付き添いを断るとはカッコいい!

我が家の子供は、ヘッドホンを着けてアニメに夢中でその会話を聞いてませんでした(^^)

余談ですが、病室で子供と折り紙をしてます。

僕は、折り紙といえば1枚の紙を折って作るものしかやったことがなかったですが、何枚も使って完成させるものに挑戦しました。

子供の指なら細かい作業も難なくこなせても大人の指では上手にできない感じですし、折り紙の本の言葉の表現や折ったりひねったりする矢印を理解できずに苦戦続き・・・。

でも、子供と共同作業をしたり、子供と折るスピードや完成の上手さを競ったりしてると、折り紙の楽しさを再発見しました。

折り紙の本を見て1つ作り、さらに、本を見ずに記憶を頼りに同じものを作るとボケ防止になりそう。

僕的には、バラの花が難しかったです。

*折り方が、最後に花の中心を絶妙にひねるバラの花です。

折り紙の本の完成写真は、ちゃんとバラの花なのに、僕が完璧な工程で作ってもバラの花に見えないんです。

作り手を選ぶかのようで、悔しいので、子供が折り紙をすると言ったら1つは必ず作るようにしてます(^^)