早期退職に迷うのは幸せか

2021年7月4日《早期退職に迷うのは幸せか》

早期退職をしたいと思うたいていの人は、会社に不満があったり会社の人間関係がいまいちなので、パーソナルスペースを広くとって会社の人とつるむことも少ないかもしれません。

そのため、早期退職を計画していることを誰にも悟られず、なおかつ辞めるときに円満退職できる人は幸せです。

会社の仲間に早期退職をすることを伝えてエールを送ってもらえる人も幸せです。

お金のことはさておき、会社を辞めなくても辞めてもどっちでも良いという人はもっと幸せです。

早期退職をするかどうか「迷える」人は幸せだということです。

投資なんてわからずにほぼ節約だけでお金を貯めて早期退職した僕は、貯金が大きく増えることがないので将来については不安いっぱいです。

でも、毎日のんびりと好きなことをして、子供の行事には誰に気がねすることなく、もれなく100%参加しています。

*子供の行事はコロナ禍で中止が多いですが。

仕事をしていたときは、ブラック上司などが僕の有給休暇を(休めないように)管理していたので、子供の行事で休むなどは恐る恐るお伺いをして「却下」されてました。

もし休めたとしても「休ませてやった」オーラ全開で接してきて、休み明けは恩着せがましく仕事の無茶振りです。

子供の行事、パートナーや親の用事、家族旅行など、事情が何であれ休めると思わなくなりました。

「新入社員は有給日数が少なくて休めないのだから、(有給日数がたくさんあっても)お前も休めないよね」みたいなことも平気で言われてましたし。

僕が会社を辞める前には、同じ部署の人でも僕が結婚して子供がいることを9割くらいの人は知らなかったと思います。

そんなわけで、僕は何のために仕事をしてるのかわからなくなったのが、迷い無く会社を辞めた動機のひとつです。

自分の仕事能力以前に、常識外れの歪(いびつ)な自己満足の押し付けをする上司などがいる職場は、仕事を続けるのは大変です。

長居しても苦痛しかない会社を辞めたという意味では良くて、家族持ちには1円でも多く欲しい所得が無くなったという意味では現実的に悪い。

でも早期退職してお役所ですることが一通り済んでみると、もっと早く早期退職しとけば良かったと思いました。