早期退職は「It's my life(イッツ マイ ライフ)」?

早期退職をしても何らかの所得が無いと肩身が狭いと思う時期があります。

同居の家族や同居・別居に限らず親がいると、どれだけ計算ずくで早期退職しても、理解してくれる人がいないか少ないかでたいていは再就職を迫(せま)られます。

僕が早期退職したての頃は、そんな周りの状態と会社を辞めたときのいろんな疲れが長引き、外出も余程の用事がないとしませんでした。

でも、会社を辞めて数年経った現在は、特売チラシでごった返すスーパーに朝から家族で行って普通に買い物をしてたりします。

会社というところに所属して仕事をしなければならないという考えを知らず知らず植えつけられてた僕や家族が、家長が無職という状態に精神的なところが慣れるまでは「日薬(ひぐすり)」のような時間が必要でした。

安定した収入を得て安定した浪費をした人は、60歳や65歳の定年後も働くという選択しかないかもしれません。

安定した収入を得て人一倍の節約をしてお金を貯めた人や株などで儲けた人は、60歳や65歳の定年後も働くという選択はただの選択肢でしかない。

早期退職は、就職した会社が肌に合わなかったりで転職するのと同じだと思ったりもします。

再就職しなくてもそこそこやっていけるお金を貯めてたらそのまま無職という選択。

再就職を引き延ばしにしてじっくり考えれるくらいのお金を貯めてて再就職が上手くいかなかったらセミリタイアで無職という選択。

または、将来に渡って不労所得を得ることができる株や土地を持つことができたのでそのまま無職という選択。

何にしても、個人差がありすぎですが最低限のベースとなるお金があることが条件。

100万円貯めてセミリタイアをする人もいれば、1000万円貯めてもセミリタイアが無理という人も普通にいますので。

100億円持ってた人が1億円になったときに、「もう生きていけない!」と嘆(なげ)いたという話も聞いた記憶がありますので、お金の価値観は人それぞれです。

早期退職して無職になって、その後に安定してお金を稼げることをするか、不安定なことをするかは別にして、早期退職後をズバリ言うと、「It's my life(イッツ マイ ライフ)」なわけです。

ロックグループのボンジョヴィさんの『It's my life』という曲を最近知って和訳も読みましたが、良い曲でした。